転職マニュアル

転職回数が多いことをメリットに変えろ!採用側が考えている事を知り転職を成功させよう

投稿日:2018年9月23日 更新日:

終身雇用制が完全に崩れた現代、誰もが転職を考えたことがあるはずです。

転職エージェントの doda(デューダ) のデータによると「2人1人は1回以上転職経験あり」というデータもあります。今後も転職する人は増えていくでしょう。

 

転職経験ありデータ

出典:dodaより

 

もはや誰もが転職するような時代で、転職回数も一度や二度なら問題ないのですが、転職回数があまりに多くなってくると転職に不利になるのは事実です。

転職回数が多い場合、面接のたびに「なぜ転職を決断したのか」を、転職を複数経験されている方は「なぜ転職を繰り返しているのか」を説明する必要が出てきます。

安心してください。転職回数の多さもメリットに変えることができます。

 

コンサル山田
私は小さいところも合わせると7回転職した。でも最後のほうが希望どおりの転職ができぞ。

 

今回の記事では「転職回数が多い方」向けに、転職回数の多さをメリットに変え、どのように転職活動を進めていくべきかを紹介いたします。

マイナスで見られがちな「転職回数の多さ」ですが、メリットだってあるんです。

 

 

転職回数の多さによる本人のメリット・デメリット

転職回数の多さ

 

まず転職回数にはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

求職者本人のメリット・デメリットを見てみましょう。

メリット

最大のメリットとしては、転職によって様々な経験を経ているということです。

とくに同業種・同職種間での転職を繰り返している場合は、異なったアプローチや方法での作業を複数経験していることから、一社で経験するよりも多くのものを吸収している可能性があります。

また社風や業務が違うなか、複数の企業で働くにはある程度の適応力や能力が必要となるため、適応力も上がっています。知らない上司や同僚とイチから関係を築き上げるというのは対人コミュニケーション力が知らぬ間に鍛えられます。

そして転職活動を経験しているというのは何物にも変えがたい経験でしょう。

 

コンサル山田
転職するたびにメンタルが強くなる。

 

イチから人間関係を築いたというは貴重な経験です。
秘書ひとみ

 

デメリット

先ほどの話とは逆となりますが、転職を繰り返すことでひとつの業務への経験が乏しくなる可能性があります。

結果としてどの経験も中途半端で転職の際の武器として使えない状況を招きます。社内・社外の人間関係も充分に構築できない可能性もあります。

また転職をすることで、「不都合や不満があれば転職すればよい」という意識が強くなってきます。その意識が強くなると、次々と短期的に転職を繰り返す悪循環に陥る場合があります。

 

コンサル山田
メリットと反対になるが『また転職すればいいか』という気持ちになってくる。

 

スキル・人間関係が充分じゃないまま次に転職してしまうのはもったいないですね。
秘書ひとみ

 

 

【企業規模別】転職回数が多い人を採用担当側からの意見

採用担当者の意見

以上では求職者自身のメリット・デメリットについて紹介してきました。

では採用担当者側から見た場合、「転職回数が多い人」というのはどのように見えるのでしょうか。

実は会社のタイプによって異なってきます。

 

国内の大手企業

日本では長らく「年功序列」の「終身雇用制」が浸透してきました。その影響もあって、転職回数が多い人に対してはまだまだネガティブなイメージが強い傾向にあります。

何度も転職をしている場合は、転職理由に対して納得のいく説明を求められることがあります。

とくに3年以下の短期間で転職を繰り返しており、その転職理由が判然としない場合は、「腰を据えて取り組むことが出来ない」「人間関係を構築する能力が低い」「堪え性がない」「短期間しか働けない一身上の都合がある」など、面接前に強烈なマイナスイメージを持たれることになります。

「すぐに離職するリスク」を考えると、採用担当としてはなるべく避けたい人材と映るでしょう。

 

国内の中小企業

国内の中小企業の場合は、大手企業よりも資本面・作業人員面としても乏しいケースが多くなります。

そのため、まずは「入社後すぐに退社されないこと」が重視される傾向にあり、大手企業同様「転職理由が説明できないときのマイナス面」が大きくクローズアップされます。

一方で優秀な人材、即戦力の人材、マルチに活躍できる人材は積極的に求められる傾向にある。しっかりと転職理由が説明できた時のプラス面は一般的な企業よりも大きくなる傾向があります。

 

外資企業・ベンチャー企業

ベンチャー企業

 

外資企業やベンチャー企業は「転職によるステップアップ」や「ヘッドハンティング」が日常的に行われるため、転職回数そのものは問われない傾向にあり、かえって「キャリアアップを考えている」「ヘッドハンティングをされるほどの能力がある」として好意的に受け止められる場合もあります。

一方で、「自社に迎えるのに相応しい能力か」や「転職動機」などがしっかりと説明できなければなりません。面接でなくプレゼン形式の採用過程が取られる場合もあります。

 

離職率の高い職種・業種

離職率の高い職種・業種、例えば飛び込み営業等ですと、大量採用を計画するケースが多いですので、それまでの離職回数は検討されません。

現在までにどれだけの営業経験があるか、またその営業経験の中で成果は上げられていたか、が重視されます。ただし「使い捨て要員」として採用される可能性もあり結果としてまた早期で転職するはめなるので、注意しましょう。

転職回数が多いにも関わらず充分な選考をせずに「すぎに来てほしい」という会社はブラック企業の可能性は極めて高いです。

 

コンサル山田
「すぐきてくれ」なんて会社は使い捨て要員として見てない可能性が高いぞ。

ブラック企業を見抜く:

いくらすぐに転職したいからといって間違ってもブラック企業にいってはいけません。詳細はコチラの記事を参考に

 

 

転職回数が多い人の転職時のアピールの仕方

面接でのアピール

 

企業規模によって、転職回数に対するイメージが違いますが、転職回数が多いことについてどう説明しどのように面接でアプローチをしていくかが重要なのはどの企業でも同じです。

実際に面接でどのようにアピールしていくかについて説明いたします。

 

なぜ何度も転職したのか?

なぜ多くの転職をしたのかは避けて通れない質問となります。

回答としては自らの意思で転職をしたという「ポジティブな内容」でかつ「事細かになりすぎない」必要があります。

「上司とうまくいかなかった」「会社の方針が合わない」「給料が安い」といった内容だとまわりからの影響ですぐに辞めてしまう医師が弱い人、と思われてしまいます。

事実であったとはいえネガティブな表現が続くようでは、業務に対してネガティブな意識を持ちやすいと受け止められかねません。

また面接は時間が限られているため、ひとつひとつのケースを事細かに説明していくと冗長となってしまいます。

キャリアプラン・ライフプランの中で転職が必要であったこと、その転職を経ることでどのようなスキルアップが計れ、今に至るかを説明するとよいでしょう。

 

  • 自らの意思で転職をした
  • 転職によって確実にスキルアップしている
  • ネガティブな内容は表現をできるだけポジティブに
  • 人生のキャリアプランは上手くいっていると説明

 

 

採用された場合にどのように活かせるか

転職経験を入社後にどのように活かせるか、しっかりと伝えましょう。

上記の転職理由のみですと、転職活動をしている理由はわかるのですが、なぜその会社の面接を受けているのかが説明されていません。

なぜ面接を受けるに至ったのか、転職を経て確実にスキルを身に着けているという自己の経験・知識がどのように活かせるかを明確に伝えていきます。

 

  • 転職により知識・スキルが身についている
  • 転職で得た経験が入社後に貢献できる

 

 

「熱意」は重要

上記全てをしっかり伝えたあと、最後に熱意が必要です。

やる気や気持ちは前近代的に受け止められがちですが、若干でも面接担当の「すぐに退職してしまうのでは」という不信感を取り除く効果が見込める可能性があるので、やはり言葉に出しておくべきです。

もちろん面接官も「熱意あるようだけど、結局毎回転職しているわけだしなぁ」と思っていることでしょう。しかし転職回数が多い・熱意もない、は最悪です。

思わず面接官も「転職回数が多いけど熱意がスゴイから採用候補として考えてみよう」と思われるレベルの情熱を出しましょう。

 

  • 熱意が重要
  • 転職回数多い・熱意も低いは最悪

 

コンサル山田
面接官も「どうせまた」と思っていかもしれない。でも情熱がそれを超えるときもあるんだ。

 

転職回数が多い人ほど「転職エージェント」の活用を

面接突破のポイント

 

転職回数が多い人ほど転職エージェントを活用しましょう。

5回も6回も(それ以上)転職している人が自力で転職先を探すのは至難の業です。エントリーの段階で弾かれてしまいます。中には面接に呼んでおいて「転職回数が多い人はお断り」なんてことも。

それに対して転職エージェントの場合、事前面談の際にこれまでの経歴を伝えます。転職回数の多さを知った上で採用検討してくれる会社を転職エージェントから紹介してくれます。

転職エージェント自体も企業の人事担当者とコミュケーションをとってますので「転職回数が多いことを」を事前に伝えてくれた上で面接に進めることが可能です。

また面接前にも「この人事担当者は◯◯の点について心配していた」や「今回の面接官は転職回数のことより◯◯について気になってますよ」と事前情報を教えてくれます。

転職回数が多い人ほど転職エージェントを積極的に利用すべきです。

 

コンサル山田
私が7回目の転職をしたときに転職エージェントは「6回も7回も変わりませんから」と転職回数が多くても可能性がある企業を紹介してくれたんだ。

 

転職エージェント関係の記事:

転職エージェントもいろんなタイプの会社があります。こちらの記事を参考にしてください。

 

 

転職回数が多いことをメリットに変えろ まとめ

以上、転職回数が多い方の転職について紹介してきました。

転職活動が多いからといって、必ずしも転職が不利になるということはありません。必要なのは「過去の転職に対してしっかりと説明すること」と「ポジティブな話に繋げること」です。

 

そのためには、しっかりとした準備が必要です。転職活動の際には履歴書のほか、職務経歴書を作成するのが一般的ですが、その際に「転職回数の多さをどのようにポジティブに表現するか」も考えておきましょう。どの会社も、採用することでどのようなプラスが得られるかを知りたがっています。しっかりとした説明があれば、転職が多いことを魅力としてアピールすることが出来ます。

 

最後になりましたが、今は「終身雇用」「年功序列」の体制に大きなゆらぎが生じています。

 

政府はさらに働き方改革を進める方針ですので、今後は転職することがそんなに珍しくないという意識はさらに進んでいくでしょう。何度も転職をすることで、時代を先取りしている-それぐらいのポジティブな意識をもって転職活動に臨んでください。

 

 

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転職コンサル山田

転職コンサル山田

新卒で東証一部上場企業⇒ベンチャー企業転職⇒100人規模の会社へ転職し採用担当⇒株式上場⇒ストックオプションを行使してその資金で会社設立。現在ウェブコンサルと転職コンサルの会社を経営 。

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