シェア先生の授業リポート
2010/03/23東京都 都立荒川商業高等学校の巻

隅田川の水上バス乗場、対岸には立派な『校舎』が
出前授業の事前打合せと会場下見を兼ねて学校を訪れることにした。荒川区の地図を広げて学校の所在を調べる。ところがいくら探しても見つからない。なんだか、狐につままれたような。あきらめかけて区境の隅田川に、そしてその上の荒川に目を移す。「あった!」『荒川でなく隅田川沿い』に、しかもそこは『足立区』なのである。それなのに校名は『荒川商業高等学校』「な~んでか?誰か教えてください。」小生、子供の頃からず~と荒川区にある学校だと思っていたのです。
打合せの帰り道、気づくと隅田川を挟んで学校の対岸に観覧車が見えた。その方向に夢遊病者のように歩いていく。まもなく『東京水辺ライン』の水上バス乗場に着く。お台場・両国方面と行き交うようだ。隣接して『あらかわ遊園』がある。豆汽車、ファミリーコースターなどの乗り物、牛やポニーやヤギなどがいる動物広場などを楽しめる。まさに『下町の憩いのオアシス』である。

下町のオアシス『あらかわ遊園』
今回の出前授業。当初学校からの依頼は『東証での見学とレク』だった。たまたま希望日が『都立永福学園への出前授業』などでシェア先生全員が外出する日だった。そのため当方から学校に出向く出前授業を提案した。
当日は町屋から都内で唯一走る都電に乗って学校へ。ふと昔の情景が甦った。祖父に連れられよく乗った『ちんちん電車』。首から提げた鞄から切符を取り出して「チョッキン!」車掌さんが笑顔で応えてくれる。子煩悩な祖父との楽しく懐かしい思い出である。
本題の授業だが、明るく闊達な一部男子生徒の強烈なサポートも手伝ってジョーク交じりの楽しい雰囲気のうちに終えた。なかでも生徒の熱い視線や問いかけへのまじめな反応に授業への高い関心と学びへの意欲を強く感じた。

問いかけに応える女子生徒、真剣さが伝わる
話は変わる。学校のホームページでは同校の基本方針の中で「生徒の興味・関心・進路希望に応じた系統的・発展的な学習によって、個性の伸長と専門性の深化を図る。」と謳っている。実際、総合ビジネス科では1学年でビジネスの基礎を学び、2・3学年でビジネス、会計、マーケティング、情報、デザインと生徒の興味や進路に応じて、学習系列と授業内容が選択できるのである。
このような学校側の積極的かつ特色ある取り組みは生徒の進学や不況下における高い就職状況となって表れている。

60年前の夢『ちんちん電車の車掌さん』
結びに、当日は林先生はじめ川内先生、小野先生にご尽力いただいたおかげで楽しい授業ができました。ここに心から感謝いたします。
<シェア先生(大)>
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