シェア先生の授業リポート

2010/02/19
東京都 葛飾区立柴又小学校Ⅳの巻

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江戸川堤から『矢切の渡し場』を望む

「かすむ桜の江戸川に み寺(帝釈天)なつかし柴又の 町と栄ゆく学び舎の
明日に勇んだ 眉きよら」
昨年10月、創立70周年記念式典で参列者が斉唱したわが母校『柴又小学校の校歌』の一節である。
父、私、弟に妹、そして子供たちが学校行事の都度、親しみ口ずさんだ歌詞である。自然、桜堤から眺めた江戸川沿いの情景が目に浮かぶ。帝釈天を中心とする柴又の街並、国府台の豊かな緑を映し穏やかに流れる江戸川、水面には対岸に向けゆっくりと艪を漕ぐ渡し舟。実に長閑な風景である。

渋谷校長は学校のホームページでの挨拶で「学校は、柴又帝釈天の参道、商店街、矢切の渡しのある江戸川の土手が地域にあります。『寅さんの映画』に登場するような人情あふれる地域の方々が子供を育み、可愛がってくださいます。」と柴又を紹介している。

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柴又駅から寅さん記念館へパレード、曲目は「男はつらいよ」

実際、その歴史と伝統からか柴又では『さくら祭りパレード』などの地域イベントに児童が鼓笛の演奏で参加したりする。このように学校やPTAが自治会や商店街と協力し合う場面は多い。そこには「柴又の町全体が児童の学びの場になるように」との願いが込められている。
ある日夢を見た。「看板に『寺小屋・柴又未来塾』とある。どうやら母校の空き教室らしい。様子が変だ。放課後、小学生が集まってくる、中高校生、大学生もいる。あれ!保護者も、お年寄りもいる。学校の復習や予習が中心だが、本の読み聞かせ、大きな声で英会話、心の勉強、お金の勉強。内容は曜日や時間によっていろいろだ。ボランティアのお兄さん、お姉さんが教えたり、大人や年寄りが手伝ったり。和やかな雰囲気の中、みんな楽しそうに学んでいる。」
地域ぐるみの世代を超えての『学びの空間』だ。
「朝ですよ~。起きなさい!」の声で目が覚めた。


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鋭い洞察力が発揮された「発表会」

母校への出前授業。今回で7年目になる。最多回数だ。
この出前授業、平成15年10月に訪れた『法政第二中学校』が始まり。
小学校では翌11月の『柴又小学校』、高校では翌年1月の『学芸大学附属高等学校』がその第一歩だった。『全国47都道府県での出前授業』を実現した今から当時を思うと遠い昔の出来事のようだ。

さて授業。今年は久しぶりに6年生が3クラスと多い。体育館での合同授業だ。テーマは昨年と同じで1時限目は「経済と暮らしのかかわり」と「株式会社の仕組」について小生が授業する。2時限目は「株式会社の創意工夫への気付き」について児童たちがチーム別に発表する。発表会では、商品やサービスに込められた会社の工夫について具体的でわかりやすい説明が行われた。日ごろ接している商品・サービスへの児童の鋭い洞察力には正直驚いた。また、チームの中には、会社が取り組む地球環境への配慮に触れるなど人類や地球の未来に対する問題意識が示されていて感心した。後輩たちには、これからも世の中の動きに関心を持ち続けて欲しいと願いつつ授業を終えた。

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帝釈天を中心に栄える柴又の街

渋谷校長はじめ阿部副校長、佐藤先生、野口先生、香取先生には、いつもながらのご配慮に対して心から感謝いたします。

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<東京都葛飾区立柴又小学校ⅣのHPはこちら

 

 

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