シェア先生の授業リポート
2009/02/09東京都 中野区立谷戸小学校の巻

谷戸小学校の校舎
都内23区内及び都下の学校へは小学校を中心に数多くの出前授業を行っているので中野区が初めてだとは思わなかった。先日「中央区立常盤小学校への授業レポート」で触れたが、今回の中野区立谷戸小学校の棚田校長先生と常盤小学校の茂呂校長先生とは副校長時代に前任・後任の間柄だったとお聞きし本当に驚いてしまった。不思議な偶然があるものだ。
授業前に棚田校長先生が多忙にもかかわらず時間を割いてくださった。校長先生は「『経済・金融と暮らしとのかかわり』や『株式会社の仕組み』についてどのように小学生に理解させるか、わかりやすく説明するのはとても大変だと思います。」と言われた。「確かに難しいです。」と返答する。ともすれば大人でも理解しづらいテーマだからである。

今日のキーワード「感謝・興味・協力」
児童に分かりやすく説明するにはどうしたらいいか。私どもの永遠のテーマかもしれない。もちろんそのための工夫はしている。例えば「経済三主体の活動」や「株式会社の仕組み」の解説はロールプレイングを用いる。前者では「国(政府)」「会社(企業)」「家(家計)」役を、後者の場合は「社長」「株主」役を児童に演じてもらいフリップのやり取りで説明する。また「経済や金融の役割」「好景気・不景気」の説明では「経済を人間の体に、お金の動きを血液」に例えて説明する。また、授業に使用する用語は、例えば「株主」は「会社のサポータ」など平易にすることを心がけている。こうした工夫のせいか児童からは分かりやすく楽しかったとの感想が多く寄せられている。少しでも児童の理解やイメージを膨らませることに役立てばとの願いを込めての工夫と演出である。いずれにしても私たちができるのは児童の立場に立って児童の目線で一所懸命心づくしの授業に努める。児童にはなるべく早い時期に「経済や金融、株式会社」について香りをかぐ。そして社会の動きに興味を持って欲しいとの願いがある。

みんな集中「授業風景」
今回は6年生2クラスの合同授業だった。授業は、元気な挨拶で始まったが、その後の受講態度、ロールプレイングへの参加、当方からの質問への受け答えなどどれをとっても学ぼうとする積極性がうかがわれ素晴らしいひと時となった。とりわけ感心したのは授業後の教室での机や椅子の片付けだった。児童はみんな笑顔で協力し合い瞬く間にきちっと作業を済ませた。その蔭にはきっと石川先生、遠藤先生の日ごろの行き届いた児童への指導があるからである。

「祝・80周年」歴史の香りが
最後になるが棚田校長先生をはじめ当日の授業の準備から運営まで周到に行っていただいた石川先生、遠藤先生には心から感謝申し上げます。
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