シェア先生の授業リポート
2007/06/25東京都 大妻多摩中学高等学校の巻

緑に囲まれた階段を上がる

校舎まで素敵なアプローチが続く

掲示板の前でしばし呆然
月曜日の朝の電車は遅れる。都心に通う身としては半ば当たり前だ。
それにしても25日の朝はひどかった。地下鉄千代田線ではいくつかの駅で停車位置がずれ、その修正に時間がかか り、乗り換えた小田急線では車両故障と車内急病人発生のアナウンス。いずれも数分ずつの遅れだが、積もり積もって 唐木田駅到着は40分遅れ。約束の時間までギリギリになってしまった。梅雨空の中、急いで学校に向かう。
大妻多摩中学高等学校は大妻女子大学多摩キャンパスと併設されている、中高一貫の女子校だ。正門から校舎までは広い通路になっていて、その脇はケヤキ並木と回廊が続いている。音もなく降る細かい雨と静かなキャンパス。急いで通りすぎるのがもったいないような風景だ。
授業の前に安川校長先生、担当の矢澤先生と懇談させていただいた。我々の授業は社会科で行うことが多いが、矢澤先生は国語の小論文の授業で経済や政治を教えていらっしゃるとのことで、今日の授業も小論文の時間に呼んでいただいた。経済を学ぶことはすべての勉強に通じますね。とおっしゃる安川先生の言葉が心に響く。たまたま学校公開日と重なり、多くのお客様が授業を見学されるとのこと。それは責任重大だ。緊張で胃が縮んできた。
授業に参加したのは高校3年生16名。「1兆円を積み上げると何メートル?」のクイズで、みんなニッコリ。その笑顔がとてもいい。こちらも胃がゆるんできた。お互いが笑顔になればあとはスムーズ。見学のお客様も目に入らずにあっという間に50分が終了した。
授業後に生徒さんが質問に来てくれた。発行市場と流通市場の関係についての鋭い質問だった。「わかりました!疑問が解けてスッキリしました~!」と言ってもらえてほっとした。
みんなとは2日後の東証見学でも会える予定だ。再会を約束して学校を後にする。素敵なキャンパスを通り抜け、いい気持ちで駅に着いたとたんに現実に引き戻された。千代田線停電でダイヤ乱れの掲示板。やっぱり今日は魔の月曜日だった。
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