シェア先生の授業リポート

2007/02/05
千葉県 佐倉市立下志津小学校(大)の巻

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6年生向けの出張授業の事前打合せにうかがった帰りのことだった。先生が下校途中の数人の4年生男子児童に「お客様をバス停までご案内してね。」と声をかけた。「はい」と、いい返事。バス停までとても親切に案内してくれた。「おじさんは柴又に住んでいるんだよ。」「その近くに親戚がいるよ。」「僕も」その時の人懐こいニコニコ顔が今でも目に浮かぶ。

さあ、授業の日だ。子供たちの帽子が目を引く。自分の小学校時代の学生帽と同じスタイルのレトロ調。いまどき珍しい。漫画「サザエさん」のカツオ君の帽子を思い起こす。なんと懐かしいことか。そして、女子生徒。頭のてっぺんにちょこんと載っている。これまたベレー風の可愛い帽子。皆良く似合う。理由なくうれしい。

授業会場へ行く途中。玄関、廊下、階段で行き交う子供たちから、次々に「こんにちは!」と、元気な声の挨拶を浴びる。実に挨拶が素晴らしい。礼儀正しいお子さんが多いこと。当たり前のことかもしれないが、挨拶がきちっとできるということは、素晴らしいことなのだ。私たち。誰からの助けも受けずに過ごしているつもりでも、無人島で独り暮らししているのとは異なり、知らず知らずのうちに誰かに助けてもらって生きている。でも、なかなかそこには気づかない。ついつい自己本位になってしまう。近年は、機械文明のおかげで豊かで便利な社会になった反面、人間の絆の方はむしろ希薄になってしまった感がある。でも人間社会はというと、やはり人間の集りであり、自然、人間関係が重要になる。ところが、これが結構厄介で難しい。

どうしたら人と人との間でうまく暮らせるか?
それには、先ず相手の気持ちや立場を理解し思いやる心が必要となろう。意思疎通、つまり、コミュニケーションがとても大切なことはもちろんである。その基本として挨拶ありきである。子供から大人に至るまで、これがやさしそうで結構難しい。新聞によると、内閣の偉い先生方も先ずは「起立、礼、挨拶」の基本を大事にされるとか。

(準備に、そして当日精力的に駆けずり回ってくださった鎌田先生はじめ皆様、ありがとうございました。)

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