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2010/01/22

2010年の日本の財政赤字、先進国で最悪水準の見通しに

国際機関である経済協力開発機構(OECD)の09年12月時点の予想では、経済規模と比較して日本の国が抱える借金の比率を示す「国内総生産(GDP)に対する純債務比率」が2010年に先進国で最悪の水準になる見通しです。

GDPは、日本全体が産み出した付加価値(消費と投資の合計)で、国の経済規模をあらわします。
「国内総生産(GDP)に対する純債務比率」が高いということは、「経済の規模の割には借金をたくさんしている」と判断することができます。

ここで言う「純債務」とは、日本政府が負っている借金の額から、政府が持っている年金の積立金などの金融資産を差し引いた金額で、10年にはGDPに対する比率が104.6%に達し、初めて100%を超えると予想されています。

今から約10年前の日本は、この比率は50%台で、他の先進国と比べてもそれほど高くない水準でした。しかしその後、アメリカやヨーロッパがこれまでと同じ水準で推移していったのに対し、日本は年々比率が高まり、先進国の中でも際立って深刻な状況になりつつあることが心配されています。

このような中、現在の政権が出している今年度にかかる国の予算規模は過去最大のものになり、さらに借金が膨らむことになります。
景気が悪く消費者があまりお金を使わない中で、国が予算規模を拡大しお金を使って景気を良くするとの考えですが、借金とのバランスを調節するのが難しいところです。