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2010/05/20

2010年1~3月期のGDP速報値、年率で4.9%の増加

内閣府が20日に発表した2010年1~3月期(2010年第1四半期)のGDP 速報値は、前期に比較して1.2%の増加になりました。これは年率に換算すると4.9%の増加で、4四半期連続の増加になります(実質GDPは物価変動の影響を除いた値です)。GDPが成長すると、それだけ経済活動が活発になり景気が良くなっていると判断することができます。

このGDPの伸びは、アジアやヨーロッパ地域に向けた輸出が4期連続で伸びたことや、企業の設備投資も2期連続で伸びたことなどが影響しています。また、個人の食品や日用品などの買い物などの動きを示す個人消費も順調に拡大していることや、住宅購入などの住宅投資が5期ぶりに伸びたことも要因になっています。住宅投資の伸びは、住宅購入の際にローンを組んだ場合に税金が優遇される制度などが拡充されたことによって、個人などが住宅を購入しやすくなったことが背景にあります。
この他、同じく内閣府が13日に発表した2010年4月の「景気ウオッチャー調査」でも、小売店や企業の経営者などから現在の景気についてどう思うか聞いてまとめた「景気の現状判断指数(DI)は5ヶ月連続で上昇しました。

また、5月には取引所に上場している多くの企業が決算発表を行いますが、5月12日までに決算発表した上場企業の2010年3月期の連結経常利益は、前の期よりも25%増加したというニュースもあります。企業の多くは、これまでは、できるだけ経費がかからないようにして利益を出す工夫をしていましたが、今後は、売上げが増加し利益も増加することが予想されています。
日本の景気もギリシャ問題などのリスクなどがありますが、少しずつ回復し始めているようです。