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2010/04/15

中国の2010年1~3月の実質国内総生産(GDP)、前年同期に比べ11.9%増加

中国政府が15日に発表した2010年1~3月期のGDPは、前年同期に比べ11.9%増加となりました。
GDPが前年に比べて増加しているということは、前年より国の経済規模が拡大し経済が成長していることを示します。
一方、日本の内閣府が3月に発表した’09年10~12月期のGDP(改定値)では、前年同期に比べ0.9%の増加にとどまっています。この結果を見ると、日本に比べていかに中国が急速に成長しているかがわかります。

GDPは3ヶ月に1度(四半期ごと)発表されますが、中国のGDPは2四半期連続で10%以上の増加になりました。また、伸び率も前回発表の2009年10~12月期の10.7%から拡大しています。
これは、政府によって大規模な公共投資(国民が必要とする鉄道建設などにお金を使うことで景気を良くする)が行われたことや、金融政策を工夫したことなどによって中国国内の生産や消費が増えたことが影響しています。

このように高い経済成長が続く中国が、世界経済全体の成長をリードすることが期待されています。しかし、一方で経済成長が高すぎ「ちょっと経済が加熱しすぎではないか」と心配する声も上がっています。もともと中国政府は、2009年と同様に2010年も年間で「8%程度のGDP成長率」を目標にしていますが、すでに年のはじめの1~3月期だけで年間目標を大きく上回った率で成長しているからです。

なお、現在の日本のGDPは、アメリカに次いで世界第2位の規模ですが、もし、このように中国経済が成長を続けると、年内にも日本は中国に抜かれてしまうという見通しが出ています。