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2009/11/10
長期金利、4ヵ月半ぶりに高水準に
将来の金利がどうなるか見通しを立てるのに、「長期金利」などの水準を参考にしますが、
この長期金利の水準が市場で上昇を続けています。
11月9日の債券市場では、長期金利の指標となる新しく発行された期間10年の「10年物国債利回り」が一週前の週末に比べて0.025%高い1.475%まで上昇し、約4ヵ月半ぶりに高い水準に達しました。
長期金利が上がる原因はいくつかありますが、その1つに国か発行する「国債」の影響があります。
一般に国債が多く発行されて市場に供給されると、市場における需要と供給の関係から国債の価格が下がり、利回りが上がることが予想されます。
今後、政府が国の財政を運営していくために大量の国債を発行するのではないかと予測する人が増え、金利が上昇していくという見方がでています。
長期金利が上がると、将来預金の金利が上がることが期待できるので、この点は消費者にとってはうれしいことです。
しかしこれにともなって、企業が銀行から借りるお金や家計が住宅を購入するのに銀行から借りる住宅ローンの金利も上がるので、借り入れを行う会社や家計の負担は重くなってしまいます。
返済の負担が増えると、例えば、家計では住宅の取得をあきらめたり、他のことに積極的にお金が使えなくなってしまうため、景気回復の流れにストップがかかるのではないかと心配されています。



