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2009/11/01

09年7~9月の業績、上場企業の経常利益が2四半期連続で改善

日本経済新聞社が上場企業を対象にして行った09年7~9月の第2四半期の業績の集計によると、すべての産業において連結経常利益(企業グループ全体の経常的活動から生じる利益)が前の4~6月の第一四半期に比べて2.3倍になりました。
これで、2四半期連続で業績が改善したことになります。

2010年3月までの1年間を通した業績の予想で見ても、最悪の時期を脱し、上昇に向かう見通しが出てきました。

この改善は、会社が従業員に払う給料など、売り上げがあってもなくても一定してかかる「固定費」と呼ばれる費用を減らす取り組みをしてきたことが影響しています。

また、お隣の中国を始め世界各国の政府が、景気が良くなるようにさまざまな対策を打ち出した効果が出ており、特に電機や自動車などの輸出を行う会社の利益も上がっています。

日本でも、消費者が環境に配慮した商品を積極的に買えるように「エコポイント制度」や「エコカー減税」などを行っていますが、これに関連した商品の売り上げが伸びたことも業績向上につながっています。

ただし、これらの景気対策の効果が今後も同じように続くかどうかは、まだ安心はできない状況です。現在、為替が円高に進むことが心配されていますが、円高が進むと、海外に輸出して利益を伸ばしている会社にとっては都合の悪い条件になってしまうのです。