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2009/10/19

世界の株式市場が上昇基調に、主要52市場の株式時価総額が昨年秋の金融危機前の水準に迫る

現在、世界全体では株式市場が上昇傾向にあります。世界52の主だった株式市場の株式時価総額(株価×上場している会社が発行している株式の数)の合計は約45兆ドル(約4090兆円)と、最近で最も少ない水準だった2009年2月末に比べて5割以上も増加しました。

これは、「リーマン・ショック」と言われる世界的な金融危機をきっかけに経済が不振となり、株価が大きく下落した状況から、世界の市場の株価が回復したことによって、時価総額が大きくなったと考えられます。

株価が上がるということは、「この先景気が良くなるだろう」「経済が発展するだろう」と考える人が増えるからです。世界の中で特に株式市場の調子がいいのは「新興国」と呼ばれる国々です。そして、中でも中国経済の成長ぶりは、世界全体の景気を引っ張っていくものと期待されています。

10月22日に中国では、09年7~9月期の国内総生産(GDP)が前年の同期に比べて8.9%成長(実質ベース)したと発表がありました。これは政府が行った大規模な景気対策や金融政策の効果ですが、この調子でいけば、中国が目標としている1年間に8%の成長も達成できる可能性があります。日本は、9月に発表された4-6月期GDP成長率を年率換算すると2.3%増になりますが、これと比べても大きな成長率であることがわかります。