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2009/07/09
イタリアのラクイラで「ラクイラ・サミット(主要国首脳会議)」が開幕
7月8~10日までの3日間、イタリアのラクイラで「ラクイラ・サミット(主要国首脳会議)」が開催されました。
「サミット」は英語で「山の頂上(トップ)」を意味しますが、G8(Group of Eight)と呼ばれる世界の先進主要8カ国(日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、ロシア)の首脳が参加する会議で、ここで世界的な重要事項について話し合いが行われます。
主要国の首脳が集まるこのサミットは年に1回開催され、今年は35回を迎えます。サミットが開催される国が議長を務め、今回はイタリアの首相が議長を努めました。昨年は北海道の洞爺湖で開催され、日本の首相が議長となりました。
今回のサミットで話し合われた主な内容は、世界経済や地球温暖化の問題などについてです。
世界経済については、引き続き不安要因はあるけれど、「安定化していくきざしがある」という考えが示されました。
温暖化対策については、G8首脳国の中で「温暖化の原因になる温暖化ガスを出す量を世界全体で2050年までに少なくとも50%削減する」という目標を再確認するとともに、先進国全体として「50年までに80%、またはそれ以上削減する」という目標を支持しました。
しかし、サミット期間中に行われたG8以外の国の首脳を交えた拡大会合では、「50年までに50%削減」の目標について新興国などが反発し、合意にたどりつくことができませんでした。
もともとこのサミットは、1975年より6カ国の首脳の参加で始まり、その後8カ国まで広がりG8として現在に至っています。
しかし、最近ではG8以外の中国、インド、ブラジルなどの新興国の経済的、政治的な影響は大きくなってきていることから、「G8だけではなく、より多くの国々で話し合うことが必要だ」という考えでG8国とこれら新興国との会議が開催されたものです。



