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2009/07/23

財務省が23日に発表した貿易統計で輸出額の減少率が縮小

財務省が7月23日に発表した09年6月の貿易統計速報によると、輸出額は前年の6月に比べ約35%の減少になりました。

輸出額の減少は9ヶ月連続になりますが、減少率が5月より縮小したことから、「日本の輸出がどんどん減っていく」という流れが止まる兆しがでてきたと考えられています。


このほか日本銀行が1日に発表した「日銀短観」でも、企業が景気についてどう考えているかを示す指数が2年半ぶりに改善されました。
これは、「景気の悪化が止まってきた」と考える会社が増えてきたことを意味しています。


また、「自動車や電機など日本の大手の製造業では、09年1~3月期に比べて4~6月期の赤字が縮小する会社が増えている」という報道もあり、先月に引き続き景気が最悪の時期を脱したと印象付けるニュースや指標がいくつか発表されています。
これは、日本政府の景気対策に効果が出はじめたこと、加えて中国をはじめとする経済の成長過程にある「新興国」で政府の景気対策により消費活動が活発になってきたことなどが影響しています。
その一方で世界的に仕事に就けない人々はまだまだ大勢いるなど、引き続き悪い指標も出ています。そのため、「簡単に景気が回復するのは難しい状況」という見方がまだ多く残っています。