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2009/06/13

株式市場で株価が回復 

6月12日の東京株式市場では、東京証券取引所が算出している株価指数、TOPIXが950ポイント台に上昇し、日経平均株価も、2008年10月7日以来8ヶ月ぶりに終値で1万円を回復しました。


これは世界各国の政府が、景気をよくするためにさまざまな対策を講じたことにより、経済指標でいくつかよい結果が出たことが背景にあります。
「世界の景気が最も悪い時期を過ぎ、これから回復に向かうのではないか」と期待して投資をする人が増え、株価が上がったのです。


そのほか、日本政府は毎月の「月例経済報告」で、景気がどんな様子なのか判断をしています。
17日にはこの報告で、「悪化を続けていた景気が底を打った」と解釈できる発表がなされました。
これまでは景気判断のコメントの中に「悪化」という言葉が入っていましたが、これが7ヶ月ぶりに削除され、2ヶ月連続で改善を示すコメントが出ています。


さらに、24日に発表された経済協力開発機構(OECD)による経済見通しでも、日本経済はこれまでのマイナス成長から転じて、2009年後半からはプラス成長に回復すると見込まれています。日本を含むアメリカ、ヨーロッパの先進国を見ても、2010年にはプラス成長になるとも予測されています。


このように、景気が持ち直す指標や見通しがいくつか発表されはじめているものの、「まだ安心できない」という見方も多くあります。これは、なかなか仕事につけない人々が多い、厳しい状況が続くと予想されていることが一つの原因です。安定した収入がなければ買い物もしにくいので個人消費が回復せず、景気が再び悪化する心配が残るためです。