よくわかる経済ニュース

バックナンバー

最新のニュース

2009/05/16

新型インフルエンザ、日本国内で初の2次感染が確認された

4月後半頃から、豚インフルエンザが変異した新型インフルエンザの世界的な感染拡大が報じられ、その感染者は日々増加しています。

厚生労働省は、日本国内での感染拡大を防ぐため、新型インフルエンザの主な流行地域から到着する全ての国際航空便乗客に対して機内検疫を強化しました。
その後、5月9日に日本人初の感染者が確認されましたが、この時点ではあくまでも海外での感染で、国内感染者はない状況でした。

しかし1週間後の16日、ついに海外渡航歴がない日本人の感染者が出たことが確認されました。
これは国内で人から人への感染があった初めてのケースです。2日後の18日の時点では、感染者は近畿地方を中心に130人まで拡大。これ以上の感染を防ぐため、感染者が所属する学校や勤務先では休校や休業の措置がとられました。
文部科学省によると、同じく18日の時点で、休校を決めたり、検討中の国公私立学校は計4043校にのぼります。

このほか、修学旅行の取り止めや、会社でも出張や必要以上の会議や営業活動を控えたりする動きもあります。
この状態が長く続くと、人や会社の動きが活発でなくなり、経済にも悪い影響を与えることが心配されます。

一方で、マスクや消毒液などインフルエンザ対策に関連する商品を多くの人が買い求め、これらを取り扱う会社の売り上げが伸びることが期待されています。株式市場でも、インフルエンザに関連した会社の株式が活発に取引されるようになりました。