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2009/04/22
2008年度の貿易収支、28年ぶりの赤字
日本から海外に輸出をした金額から、反対に海外から輸入した金額を差し引いたものを「貿易収支」と言います。この貿易収支がマイナスになることを「貿易赤字」といい、輸入額が輸出額を上回ったことを意味します。
22日に財務省が発表した08年度の貿易統計(速報)によると、日本は第二次石油危機直後の1980年度以来、28年ぶりの貿易赤字になりました。これは、アメリカやヨーロッパが金融危機の影響を受けて景気が落ち込み消費が活発でなくなり、日本の主力輸出品である自動車や、電子機器などで使われる半導体の輸出が急減したことが原因になっています。
輸出の減少は前年の07年度に比べ16%を超えて、過去最大の減少率になりました。一方で、輸入は原油の価格が上がったことによりそれほど減らず、この結果、赤字に転落してしまいました。
これまで日本経済は輸出に頼って経済成長をしてきましたが、この結果から見ても、輸出を中心に収益をあげている会社の調子が良くない様子がうかがえます。
現在のところ、09年度は原油価格が下落したことによって輸入額が減るため、貿易黒字は確保できる見通しです。しかし世界の景気がなかなか良くならない状態が続けば、輸出額もそれほど増えず、黒字額はあまり大きくはならないと考えられます。



