よくわかる経済ニュース

バックナンバー

最新のニュース

2009/03/24

アメリカ政府による不良資産買取り策発表でのNY株式市場は大幅に上昇 

アメリカでは23日、株式相場を見る上で基準とされているニューヨーク証券取引所「ダウ工業株30種平均株価」が4ヶ月ぶりの水準で大幅に上昇しました。
この上昇のきっかけとなったのは、アメリカ政府が発表した経済対策がこの先期待できるものと見なされたからです。

お金を他人に貸して、将来そのお金を返してもらう権利を「債権」といいますが、アメリカの銀行は、この経済不況によって期限までにお金を返してもらえないような債権をたくさん抱えてしまいました。

また、価格が下がってなかなか売れない資産も多く持っており、これらの「不良資産」が増えると、銀行は簡単にお金の貸し出しができなくなってしまいます。

銀行からお金を借りて事業を行う会社がお金を借りにくくなると、会社は事業が継続できず、倒産に追い込まれたりすることもあります。
アメリカ経済はこのような背景のもと、ますます経済状況が悪くなるという不安が大きくなっている状態でした。

今回の経済対策の発表では、政府が銀行などからこれらの不良資産を買い取ってくれるという案について具体的な説明があったため、この先の経済が良くなると考える人が増え、株価も上がりました。

銀行は抱えている不良資産がなくなれば、お金の貸し出しがしやすくなり、多くの会社の事業活動も活発になることが見込まれるからです。