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2009/01/20

百貨店、2008年の売上高がはじめてコンビ二エンスストアを下回る

アメリカの大手証券会社が破たんした2008年秋以降、景気は世界的に急速に悪化しています。その中で人々は買い物を減らしており、日本百貨店協会が発表した2008年12月の全国の百貨店の売上高は去年と同じ月に比べて9.4%の減少(既存店ベース)となりました。

以前、消費税の税率が引き上げられた際にも一時的に売り上げは大きく減りましたが、これを除くと今回の減少は1965年に調査を始めてから最悪の落ち込み幅になっています(1ヵ月で見た場合)。

反対に12月のコンビニエンスストアの売り上げは去年の同じ月に比べて6.1%の増加(既存店ベース)と好調です。この結果、年間では初めてコンビ二エンスストアの売り上げが百貨店を抜く結果となりました。
これは高額品の購入から、生活を重視する方向へ消費者の行動に変化が出てきたことを表しています。

百貨店の売り上げ減少には、これまで売り上げに貢献していた富裕層が高級品を買うのを控えたことや、会社も業績悪化からお歳暮などを大幅に減らしたことなどが影響しています。

コンビニエンスストアでは、節約のため外食を控えて自宅で食事をとる人が多くなり、お弁当やお惣菜などの売り上げが伸びました。

また、2008年より自動販売機でタバコを買うのに成人識別ICカード「taspo」が必要になりましたが、カードを作るのには手間がかかるため、これまで自動販売機でタバコを買っていた人が、コンビニエンスストアに足を運ぶようになった点も売り上げアップにつながっています。